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このブログは“北海道ラーメンガイド てく”(http://kiwame16.moo.jp/)の備忘録のようなものです
by sumika-z


「北海道ラーメンガイド てく」topページ移転します

移転先はこちらです。

単に移転しただけで、内容は一切変わっていません。
# by sumika-z | 2015-02-23 07:34

純連・すみれ・純連系について

※平成18年10月現在 


「札幌ラーメンを代表する名店は?」とラーメンファンに尋ねると、恐らく『純連』の名が最も多く挙がるのではないでしょ
うか。ですが、「じゅんれんとすみれってどう違うの?」 「純連って『すみれ』って読むの? 『じゅんれん』じゃないの?」
というような声も聞かれ、詳しいことは分からないという方も多いようです。そこで札幌ラーメン界の重鎮ともいえるこの
『純連』について簡単に記してみようと思います。


その歴史は昭和39年、札幌市豊平区中の島で創業した『純連』に始まります。この店名は姓名判断をする人につけて
もらったとのことで、「すみれ」と読みます。売上げは今ひとつの状態がずっと続いたといいますが、女性店主の努力が
実り、雑誌に取り上げられるようになるなどして、次第にお客さんが増えていきました。
かくして人気店の仲間入りを果たした純連ですが、昭和57年、店主の病気により惜しまれつつ閉店することになりま
す。しかし店主は一度は引退を強く決意したものの、時間が経つにつれてあきらめきれない気持ちが高まり、翌年別の
場所(中島公園の近く)で店を再開します。以前から店名を「じゅんれん」と誤読する人が多く、その読み方が定着して
いたことから、再開を機に店名の読みを「じゅんれん」に改めました。店主は再び経営が順調に乗ったころから、店を長
男に譲ることを決意し、そして昭和62年、長男の手により、南区澄川に『純連(じゅんれん)』澄川店が開業します。こ
の澄川店はその後豊平区平岸に移転し、現在に至ります。
一方、店主の三男も長男とは別にラーメン店をやることを決意し、3か月の修業後、平成元年に純連創業の地・中の島
に『純連(すみれ)』を開業します。こうして読み方の違う2つの『純連』ができあがりましたが、それぞれ経営は完全に独
立していて、味は比較的似ているものの事実上全く別の店となっています。


純連のラーメンの特徴は、様々なスパイスが効いている濃厚なスープで、スープ表面にはラードの層が浮き、こってり
熱々なこと。これは純連系各店(下記参照)にもほぼあてはまります。このラーメンを作るポイントは素材よりも火の使
い方だといい、純連系に共通するあるフライパン作業に関しては、詳細は企業秘密とされています(純連系の店は作業
工程が見えないような店舗のつくりになっていることが多いです)。


なお、現在では長男の店『純連(じゅんれん)』は、「さっぽろ純連」または単に「純連」と表記されることが多く、三男
の店『純連(すみれ)』は、数年前から「すみれ」と平仮名表記するようになりました。
現在『純連(じゅんれん)』は札幌市豊平区平岸の本店に加え、東京・高田馬場、宮城県仙台市に支店を出していま
す。一方『すみれ』は札幌市豊平区中の島の本店のほか、市内中央区南3条の支店、福岡店(福岡市中央区今泉1丁
目)、東京池袋店(期間限定出店?)、京都店(京都駅ビル10階)、ラゾーナ川崎店(神奈川県川崎駅前)、の計6店舗
を展開中です(以前は小樽運河食堂や新横浜ラーメン博物館にも店舗があった)。


そして最近の札幌ラーメン界の事情を語る上で欠かせないキーワードとなったのが「純連系」です。
純連・すみれで修業した人が次々に独立し、札幌市内に店を構えるようになり、「純連系」と呼ばれる一大勢力を形成し
つつあるのです。以下、その純連系各店について紹介します。



『狼スープ』 (札幌市中央区)
屋台から始まり、その後現在地に店舗を構える。通りすがりの客が来店することはまずないであろう目立たない立地条
件ながら、人の出入りが途切れない人気店。店主は新横浜ラ博出身で、プロボクサーのライセンスを持っているとか。


『麺屋 彩未』 (札幌市豊平区)
平成12年11月開店。純連出身者としては史上3番目の開業となる。これまたひっそりとした場所に目立たない店構え
ながら、店の外にまで行列ができる超人気店。店主はすみれ以外に、人気店『玄咲』での修業経験を持つ。


『麺武 はちまき屋』 (札幌市北区)
平成14年2月開店。食券機を採用したのは純連出身者ではここが初(後に『やぶれかぶれ』も設置したが)。ここも昼
時には行列ができることもしばしば。目立たない場所に店を構えるのは純連系の決まりごとなのだろうか!?


『千寿』 (札幌市中央区)
平成14年2月開店。店主は洋食に長年従事していたが、すみれの現オーナーに請われてラーメンの道に入る。
純連系の中では比較的さらりとした口当たりのスープ。


『麺武 ざぼん』 (道東・豊頃町)
平成14年2月開店。純連系初の地方進出。この地方にはない濃厚なラーメンが支持を勝ち取った。『麺武 はちまき
屋』の店主はすみれで一緒に修業した兄弟子にあたるとか。


『麺家 唐吉』 (札幌市豊平区)
平成15年4月開店。この系統の店にしては看板が大きく店内も広いという点で異色。開店当時は塩ラーメンは味噌・
醤油とは別スープであったが、今は統一されたよう。


『麺彩 赤のれん』 (道央・千歳市)
平成15年11月開店。純連系において唯一「無添加」を謳う店。そのためかなり優しい感じの仕上がり。店主は中華の
経験も長いそう。


『空』 (札幌市中央区)
平成16年3月開店。店主は8年間の中華の経験があり、アメリカ本土でラーメン店に従事していたこともあるとか。
その後愛知県のラーメン店集合施設「名古屋麺屋横丁」に出店。


『しんがり』 (札幌市南区)
平成16年7月開店。こちらはじゅんれんの出身。これまたかなり不利な立地。醤油・塩ラーメンは通常の麺だが、味噌
ラーメンは珍しい平麺。


『麺屋 こころ』 (札幌市北区)
平成16年7月開店。店主は熊本出身で、北海道にあこがれて来たとか。当初は厚別区にあったが、平成18年に北区
に移転(『やぶれかぶれ』の跡地)。


『麺匠 咲弥』 (札幌市西区)
平成16年8月開店。当初は留萌市で営業していたが、平成18年11月に札幌に移転。この系統の店で唯一、深夜営
業もやっている。


『みかん』 (道央・小樽市)
平成17年1月開店。小樽味噌ラーメン界No.1候補。南樽市場のそばにあり、観光客には有難いかも(駅近くではな
いが)。


『庵』 (札幌市中央区)
平成17年2月開店。純連系の各店は本家よりも濃厚さを抑える傾向があるが、ここは本家に迫る濃厚さ。パワフルな
ラーメンを食べたい方は是非。


『はな丸』 (札幌市清田区)
平成17年9月開店。店主はじゅんれんの元店長だとか。経験豊富なためか、すでにかなり完成された味。


『ほたる火』 (札幌市西区)
平成18年2月開店。濃厚しょっぱめの正統すみれ系?だが、どこか練られた印象もある。店内の雰囲気も良い。


『純水』 (釧路市)
平成18年3月開店。店主はじゅんれんと『秀航園』で修業したとか。ほとんどあっさりラーメンしか見かけないこの地で
純連系の濃厚味がどう評価されるか注目したい。


『麺屋 楓』 (札幌市東区)
平成18年7月開店。店主はすみれで5年間修業したらしい。最近ラーメン激戦区の様相を帯びてきた東苗穂にある。



《※北海道以外では、埼玉県羽生市『大雅』、静岡県富士市『北道』、富山県富山市『つくし』も純連系です。》



『らーめんの駅』 [※閉店] (札幌市北区)
純連の創業者(今では70歳を超える女性)は店を息子に譲った後完全に引退していたが、平成7年に再度復帰しこの店を開いた。
平成16年2月、惜しまれつつ閉店。

『やぶれかぶれ』 [※閉店] (札幌市北区)
純連からの独立組としては最も早く開業。平成11年3月に豊平区月寒で開店、平成12年5月に現在地に移転。平成18年閉店。

『麺ひろ』 [※閉店] (札幌市東区)
すみれの新横浜ラ博店で店長を務めていた人が独立。純連出身者としては史上4番目の開業となる。鶏ベースの醤油ラーメンをメインとする、純
連系の中でもとりわけ異色な存在。当初は『麺屋ひろし』という店名で西区で営業していた。

『ラーメン達』 [※閉店] (札幌市北区)
じゅんれん出身。私は未食のため詳細は分からず。開業から1年ほどで閉店。

『麺壱』 [※閉店] (札幌市厚別区)
平成15年5月に開業、平成16年2月閉店。食してみた感想はすみれの影響はそれほど強くはないラーメンであったが、後に聞いた話ではどうや
ら店主はすみれにいた期間は短く、ほかのラーメン店での修業経験のほうがはるかに長かったらしい。


『ひでん』 [※閉店] (札幌市東区)
平成16年1月開店。じゅんれん出身者で評判も良かったのだが、突如として謎の閉店を遂げる。私も相当なお気に入り店だったので、復活を待ち
たい。
# by sumika-z | 2014-02-23 05:54

北海道ラーメン必食指定店 平成22年度最新版

本編の更新は久しくしていませんが、管理人は相変わらず年間300杯以上食べ歩いています。(平成22年は8月末までに251杯実食)
アクセス数の多い「必食指定店」も、閉店や味変わりなどがあり、以下に全面更新します。


一粒庵 (札幌市中央区) ①醤油②元気のでる味噌 [★劇的に進化。非常に旨くなった。]
◆eiji (札幌市豊平区) 濃厚魚介豚骨麺醤油 [★なにを食べても北海道屈指。店内の雰囲気も非常に良い。]
貴州屋 (札幌市北区) 貴州味噌
きちりん(札幌市手稲区) ①塩②醤油
胡桃舎 (札幌市北区) ①塩②醤油
鶏花 (札幌市中央区) 醤油・塩 [★札幌一の鶏スープ。丁寧な仕事が光るあっさり味。]
紫雲亭 (札幌市西区) ①塩②醤油
支那そば マルキン (札幌市中央区) 地鶏支那そば [★似た味が全く思い当たらない独自のスッキリ味。麺も前より旨くなった。]
次郎長 札幌手稲店 (札幌市手稲区) 味噌
純連 (札幌市豊平区) ①醤油②味噌
すみれ (札幌市豊平区) 味噌
たけ蔵 (札幌市清田区) 味噌・つけ麺大王醤油
つけめん shin (札幌市東区) 中華そば・つけめん
綱取物語 (札幌市白石区) 味噌
弟子屈ラーメン 二十四軒店(札幌市西区) ①弟子屈醤油②魚介絞り醤油③味噌
てら (札幌市西区) 醤油
桃福 (札幌市北区) 醤油
寅乃虎 (札幌市中央区) 一の寅 [★ラーメンとスープカレーを融合し、高いレベルでまとまっている。]
ななし (札幌市西区) 醤油 
はな丸 (札幌市清田区) 醤油・味噌
◆飛燕 (札幌市豊平区) 塩
向日葵 (札幌市中央区) 赤味噌・特製合わせ辛味噌・醤油
北山龍 (札幌市北区) ①塩②醤油
武蔵 (札幌市白石区) 辛味噌
麺処 まるは (札幌市豊平区) 中華そば醤油
麺武 はちまき屋 (札幌市北区) ①味噌②醤油
麺屋 彩未 (札幌市豊平区) ①醤油②味噌
麺屋 三四郎 (札幌市中央区) ①醤油②限定潮
麺屋 やしち (札幌市豊平区) 醤油 [★こんなに旨い豚骨系ラーメンは他に知らない。この濃さで全くしつこくない。]
麺や 蘭句 (札幌市西区) 塩
山嵐 (札幌市豊平区)
吉山商店 本店 (札幌市東区) 味噌
拉麺 シン (札幌市南区) 味噌・炙り味噌
◆らぁめん道場 黒帯 (札幌市北区) 塩・潮麺真髄
らーめん佳 (札幌市豊平区) ラーメン
◆侘助 (札幌市東区) 醤油
龍英 (道央・岩見沢市) 醤油
初代 (道央・小樽市) 醤油
渡海家 (道央・小樽市) 醤油
麻ほろ (道央・小樽市) ①こってり塩②あっさり塩
麺や 麗 (道央・千歳市) 醤油
らーめん極 (道央・苫小牧市) 味噌
清洋軒 (道央・室蘭市) 塩

一乃家 (旭川市) ①醤油②塩
幸八食堂 (旭川市) 味噌
竹よし (旭川市) 醤油
天金 4条店 (旭川市) 醤油
蜂屋 5条店 (旭川市) 醤油
八海 (旭川市) 塩
らーめん蔵 (旭川市) ①塩②醤油
十勝平原堂 (道北・深川市) ①醤油②塩
富川製麺所 (道北・富良野市) 味噌
海栄 (道北・留萌市) 醤油
駅前旅館 (道北・剣淵町) 醤油
ゑびす屋 (道北・中富良野町) 醤油

一文字 函館本店 (函館市) 塩
ブルートレイン (函館市) 醤油
マメさん (函館市) 塩
まんまるてい (函館市) ①醤油②塩
麺 つるつる亭 (函館市) 特選塩
龍青 (函館市) 塩 [★鶏の旨みがグーンとくる会心作。]

河むら (釧路市) 醤油
◆夏堀 (釧路市) ①醤油②塩
まるひら (釧路市) 醤油
麺屋 壱福 (釧路市) 醤油
華宴 (道東・帯広市) ①醤油②塩
とん平 (道東・帯広市) ①塩②特中華そば
やはた (道東・白糠町) ①醤油②塩 [★昔風に思えるが相当なハイレベルさ。麺もスープも札幌では味わえないタイプ。]
てん馬屋 (道東・津別町) 塩・醤油
通りゃんせ (道東・芽室町) 新食感ラーメン [★昼3時間のみ営業の幻の店。味は店主が一番旨いと思っている1種類のみ。]
# by sumika-z | 2010-09-21 00:00

閉店情報(本編未更新分)

以下の店は既に閉店しています。

『札幌ラーメン こがね』 白石区
『輝(きらり)』 北区
『支那そばや』 中央区狸小路
『hana』 北区
『海人』 東区
『旭龍』 豊平区
『琴線』 豊平区
『麺家 唐吉』 豊平区
『ラーメン道場 王将』 清田区
『らーめんはうす ひろし』 豊平区
『さんじゅう』 白石区
『たかだ家』 白石区
『大蓮』 厚別区
『らもみ』 南区

『春めん』 小樽市
『蘭宝菜』 小樽市
『一善や』 千歳市
『美園一番』 登別市
『味楽』 新ひだか町
『かぶとや』 旭川市
『浮世食堂』 枝幸町
『かど』 帯広市
『醤健心身』 芽室町
# by sumika-z | 2007-12-18 00:00

平成19年度管理人実食おすすめ店

平成19年に管理人が食した中でのおすすめ店・注目店を列挙します。(なおサイト本編はまだ更新していません)


(平成19年1月~)12月2日現在・総実食数306杯

【必食指定店新規追加】
『eiji』(豊平区) 濃厚魚介豚骨麺
『しんがり』(南区) 醤油ラーメン
『麺処 平成』(北区) 醤油ラーメン


【その他推薦店】
『けらあん』(中央区) ラーメン横丁の新店。はりはりラーメンは味わったことのない表現しにくいラーメンだがなかなか旨い。
『とりらーめん専門店 鶏花』(中央区) 目立たない場所にある穴場店。鶏の旨さが実感できるという点では札幌で一押し。
『麺や 虎鉄』(北区) 色の濃い極太麺のつけめんが売りのニューウェーブ店。割りスープはポットに入っている。
『めだか』(中央区) 南28西10にあるボロい店。しかし味は本格派の札幌味噌ラーメン。いわゆるサッポロラーメンが好きな人はこの店は素通り不可。
『胡桃』(豊平区) 月寒東3条6丁目の非常に目立たない場所。しかし添加物控えめのしつこくない札幌味噌ラーメンが秀逸。個人的にかなりおすすめ。
『昇龍』(白石区) 新味噌ラーメン680円。札幌味噌の流れだがマイルドで印象良い。
『ぐれん』(東区) 伏古13条4丁目の新店。とんこつ醤油味がなかなか見所あり。
『えれのらーめん』(白石区) 新メニューのこってり味。といっても基本味に比べてのネーミングで濃さは控えめ。札幌で唯一の麺を含めかなりのレベルだが、下を向いたままの接客は×。
『みすゞ』(中央区) テレビ塔下。580円の昔風ラーメンが美味。麺はこの店は北海道熊さん、帯広の本店は保刈製麺に変えたとか。
『たけ蔵』(清田区) とにかく接客の良さが出色。人気停滞気味の正統派札幌味噌のおすすめ店。どことなく中華っぽい味もあると思ったが、実際に店主は中華の経験もあるらしい。
『山嵐』(豊平区) 豚スープの匠。場所は目立たないが最近はすっかり繁盛店になったか。前よりも旨くなった気がする。
『吉山商店』(東区) 前と味が変わったような。雑味を排除したマイルドな味噌ラーメンが好印象。
『あらとん』(中央区) 新メニューが度々登場。その全てが旨い。
『麺屋 雪風』(中央区) すすきのの塩ラーメンではやはりナンバーワンか。
『ちゃんぽん 一鶴』(中央区) 本格派ちゃんぽんが旨い。通常のラーメンも鶏中心の均整のとれた良い味。
『弟子屈 二十四軒店』(西区) 改良した魚介絞り醤油がハマる。西山麺は△。店長何度も代わりすぎだよいい加減固定したら、と言うと店長は今のカワムラさんでもう代えないとの返事。
『宝樹』(白石区) 基本のラーメンでも超巨大チャーシュー。櫻島・喜多楼と並ぶ札幌3大デカチャーシュー店か。
『名もないラーメン屋』(清田区) 旭川の同名店の支店。味も接客も水準以上。
『麺家番長』(中央区) 札幌初?の本格派徳島ラーメン。ご飯と一緒に食べるのが合いそう。
『麺処 まるは』(豊平区) つけめんの麺は東京の浅草開化楼製。こんな旨い東京系つけめんが札幌で食べられるとは驚き。ただしかなりしょっぱかったが。
『支那そば おうぎ屋』(東区) つけめんも素晴らしく旨い。東京でも十分通用するのでは。

『麺's ZERO』(苫小牧市) 『らーめん極』で修業した店主の超本格派濃厚ラーメン。
『大地の空』(旭川市) 火事で店舗消失から復活。彩り良い味噌ラーメンは味もどことなく上品なこくがある。
『NOBu』(旭川市) 『五条天金』時代の味を再現しているよう。豚が出た濃厚旭川ラーメンが旨い。
『喜一』(旭川市) 忠和にある大学の前にひっそりとある。丁寧に作られていることが伝わる上質な旭川ラーメン。
『三日月』(旭川市) 山頭火系そのままの印象だが非常に味わい深い。富良野の三日月食堂とは関係ないよう。
『十勝平原堂』(深川市) 至って普通の田舎町に燦然と輝く現代的なラーメン。醤油ラーメンは鮭節を使用した独特な味。塩も旨い。

『ブルートレイン』(函館市) 話題先行の店かと思っていたが違った。しっかりしたこくの非常に旨い本格派ラーメン。
『おやじ』(北見市) 旭川寄りのラーメンだが旭川ラーメンとはやや違う。店内満員にも納得できる旨さ。
『のぶりん』(遠軽町) 安国という小さな集落の駅前にある。鶏が出た塩ラーメンは丁寧に作られているようで好印象。味も上質。
『ウインズ-2』(大空町) 道の駅の横。店名は謎だがなかなか旨い塩ラーメン。
『柳苑』(釧路市) 一時期東京にも出店していた。本店はさして知名度が高いわけではないが、十分に旨かった。無添加の表記は怪しいが。私は東京でも食しているが味は別物。
『小麦の木』(帯広市) 以前市内で『北麺亭』というラーメン店を経営していた店主。北麺亭は北海道初と思われる、ラーメン店で麺にハルユタカを使用した店。
『来杏』(帯広市) 「波の華」「むらさき」という端正なあっさりスープのラーメンが二枚看板。見た目のとおりのなかなか良い味。
『こだま』(帯広市) 旭川寄りの帯広ラーメン? 熱々の醤油ラーメンの出来が良い。
『北京亭』(帯広市) 数年前から閉店の噂があったがまだやっていた。化調強めもこくのある豚骨醤油が非常に美味。平ざるでの「リズミカル湯切り」は必見!
# by sumika-z | 2007-12-03 00:00